陸王(池井戸潤)の原作に出てくるランニングシューズ「陸王」ですが、どこのお店のどんなシューズをモデルにしたのか気になりますよね♪

 

それで、調べてみたところモデルとなったのは実在する足袋屋「きねや足袋」さんの無敵「MUTEKI」というシューズだったことがわかりました!これにはちょっと感動です(*^^*)

 

ということで、今回は小説「陸王」のモデルとなった「きねや」と「無敵」について紹介したいと思いますー♪

 

【こちらも合わせてどうぞ】

【陸王(池井戸潤)】原作のあらすじとネタバレ [前編]

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こはぜ屋はきねや足袋を忠実にした会社だった!

まずはモデルとなった「きねや足袋株式会社」さんの紹介をしておきます。会社の概要は以下の通りです。

会社名     きねや足袋株式会社
所在地     〒361-0032 埼玉県行田市佐間1-28-49
電話      048-556-6361
FAX      048-554-4531
メールアドレス  info@kineyatabi.co.jp
代表者     中澤 貴之
資本金     1,500万円
従業員     26名
設立      1949年 (創業1929年)
事業内容    足袋、地下足袋、お祭り用品の製造・卸
主要取引銀行  東和銀行、埼玉りそな銀行
主要取引銀行  埼玉懸信用金庫、みずほ銀行

ホームページ:http://kineyatabi.co.jp/kineya/

 

また、会社の歴史についても掲載がありましたので載せておきますね。

会社沿革
1949年 初代中澤武男が行田市にて中澤足袋有限会社を設立
1952年 高級足袋の仕立てを始める。伊豆に販路を拡大
1958年 資本金800,000円
1961年 資本金1,800,000円
1964年 ゴム底足袋の製造を始める / 資本金4,000,000円
1965年 新社屋(現在の社屋)を建てる
1966年 きねや足袋株式会社に改名 / 資本金6,000,000円
1970年 セミオーダー足袋を開始
1974年 資本金15,000,000円
1990年 2代目中澤憲二が代表取締役に就任
2006年 見学ができる「足袋の館」を開館
2013年 ランニング足袋 きねや無敵 を発売
2014年 3代目中澤貴之が代表取締役に就任

 

ホームページを観てもらうと分かるんですけど、トップページで流れるFlashの動画では、昔ながらのミシンを使って作業をする中高年の女性達が出てきます。これは小説に出てくる「こはぜ屋」のイメージそのものといった感じです。あけみさんや冨久子さんが今にもでてきそうな雰囲気ですよね(笑)

 

また、きねや足袋の会社概要から、こはぜ屋と類似する点がたくさんあることに気づいたでしょうか??

例えば、会社の所在地は埼玉県行田市(さいたまけんぎょうだし)ですが、原作のこはぜ屋も同じ場所にあります。そして、従業員数ですが、こはぜ屋もほぼ同人数くらいで二十数名の小さな会社でした。更に創業については、きねや足袋は1929年で90年近くになりますが、こはぜ屋も100年の歴史を持つ老舗です。

実際に作者の池井戸潤さんが取材をしていたということもあり、物語に出てくるこはぜ屋は、きねや足袋をかなり忠実に再現したのではないでしょうか。

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陸王のモデルは「きねや足袋」の無敵(MUTEKI)だった!

そして、陸王のモデルとなったと言われる、きねや足袋が製造している「無敵(MUTEKI)」がこちらです↓

 

この藍色のカラーと、足袋を原型に残したシューズの形は、初期に作った陸王のイメージと近いものがないですか?商品紹介にはこんな記載があります。

ランニング足袋MUTEKIは伝統的な製法で仕上げた足袋そのものに、柔らかくグリップ力の高い薄さ5mmの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた新しいタイプの履物です。ソールにクッション等の保護材は一切使用せず、限りなく素足感覚に近づけました。

 

原作で一番最初に制作した陸王は、主人公の宮沢自身が履いて走ってみたものの、親指と四つ指の間が痛くなってしまい、失敗に終わってしまいました。これもそれと似たようなデザインに見えますが、そこはしっかりと工夫されていて痛くないようにできているみたいですね。ソールは付いておらず、生ゴムで作られているところも初期の陸王と同じです。

 

ちなみに、無敵のほかにもこんな記載がありました。

(個人差はありますが)MUTEKIを履いて走ると自然とつま先から着地するような感じになる為、人間本来の走り方を取り戻すツールの1つになります。

「人間本来の走り方」という文言は原作中に頻繁に登場するフレーズで、スポーツショップを経営する有村融(ありむらとおる)が宮沢に話していましたね。着地をミッドフット(足の中央より前の方)で行う方がより負担が少なく、ケガもしにくい、というものでした。

 

ちなみに、こちらがきねや足袋さんが販売する「無敵(MUTEKI)」の広告動画です。

 

また、無敵を履いて出場したエチオピアでのマラソン大会。TEAM KINEYA MUTEKIを結成して参加したようですね(^^)。日本の足袋という文化を広める意味でも一石二鳥ですね!

 

ファイブフィンガーズは普通に実在した!

ついでにもうひとつ、実在したシューズを紹介しておきますね。それは、陸王開発のきっかけをつくったビブラム社の「ファイブフィンガーズ」です。これは普通にアマゾンとかで売っていました(笑)

こちらは指が5本に分かれていて、より地面を掴む感覚がわかりそうですね。そしてかなりカラフルなので若者受けしそうです。この靴履いて走っていたら目立つだろうなぁ(^^)

宮沢はこのシューズを見たときに、「伝統や思い込みのとらわれず、[足袋]と[走り]を結びつけることができていたら、自分もこういったシューズを思いついたかもしれない」と悔やんだシーンがありました。

 

伝統や歴史も美しいけど、やっぱり長く生き残っていくのは変化するニーズに、柔軟に対応していける企業なんだろうなぁ、と感じてしまいました・・・。

 

まとめ

ということで、今回は陸王の原作本のモデルとなった、「きねや足袋」、「無敵(MUTEKI)」について紹介してみましたが、いかがでしたか?自分は、無敵(MUTEKI)を履いて、走ってみたくなりました(笑)。

一体どんな履き心地なんでしょうか。

 

それでは今回はこのへんで♪